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メッセージアプリに出てくる、緑と青のふきだしの違いは?

iPhoneに標準でインストールされているメッセージアプリ、相手から送られてくるものやこちらから送信する際に、メッセージが表示される吹き出しが緑だったり青だったり、色が変わることがあります。なぜなのでしょうか?

 

iPhoneのメッセージアプリは、SMS(ショートメッセージサービス)を行うためのものです。
日本では、携帯会社が携帯電話番号に紐づいたメールアドレス、いわゆる「携帯メール」を発行しています。携帯メールは、MMS(マルチメディアメッセージングサービス)という規格に基づいて、やりとりが行われます。SoftBank, Y!mobile, UQ mobileでは、その携帯メールでのやりとりをメッセージアプリで行います。docomoは、携帯メールはメールアプリを使って行います。auでは、設定の際にメッセージアプリで使用するかメールアプリにするか、選択制になっています(初期設定はメッセージアプリ)。

メッセージアプリで、ふきだしが緑色で表示されているものは、SMSかMMSでのやりとりになります。こちらから電話番号でメッセージを送信している、もしくは電話番号で受診しているものがSMS、メールアドレスを使用して送受信しているものがMMSとなります。SMSは電話番号同士でしかやりとりできませんが、MMSはPCのメールアドレス(インターネットの規格に準拠したメール)の相手とやりとりすることができます。電話番号とメールアドレス同士では、メッセージを送り合うことはできません。また、SMSは固定電話と送受信を行うこともできません。

 

2011年、AppleはiPhoneに設定された電話番号同士でメッセージのやりとりができる「iMessage」を、iOS 5の機能の一部に組み込みました。従来のSMSでは、文字数は70文字まで、写真などの添付は不可、という条件でしたが、iMessagemでは長文のやり取りや画像などのファイル添付が可能となりました。日本国内では、以前よりMMSで写真や動画のやりとりを行うことが可能でしたが、海外では元々MMSのサービスが行われていないため、メールアドレスを持っていないiPhoneユーザーでも、iMessageを利用することで、長文や写真や動画のやり取りができるようになりました。このiMessageでのやりとりが、青のふきだしで表示されるものとなります。

またiMessageは、Apple IDに登録したメールアドレスを使用することも可能です。携帯電話の番号を持っていないiPadやMacコンピュータとのやりとりも可能です(メッセージアプリがインストールされている)。Apple IDに携帯電話番号の紐付けもできるので、iPhoneでの送受信内容を、iPadやMacコンピュータで確認したり、iPhoneを使わずに送受信することもできます。AndroidスマートフォンやWindows PCでは、Appleがアプリ(ソフトウェア)を用意していないため、iMessageを利用することができません。

MMSは、添付ファイルは写真と動画に限定され、また携帯会社が送信できるファイルサイズに制限を掛けているため、iPhoneで撮影した画像や動画は縮小しないと送信できない場合があります。iMessageでは、100MBまでであれば、写真や動画、PDFや連絡先ファイルなども送信することができます。

まとめ
・SMS→緑色のふきだし
・MMS→緑色のふきだし
・iMessage→青色のふきだし、相手はAppleの端末を利用(iPadやMacコンピュータで送受信している場合もある)

 

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