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iPhoneでインターネットの回線の速度を計測してみよう

日頃iPhoneを使っていて、動画の読み込みが遅かったり、Webページがすぐに表示されなかったりと、通信速度を遅く感じることはないでしょうか?iPhoneのアプリには、現在使っている通信の速度を測ってくれる無料アプリがあります。

Speedtest 開発元:Ookla

 

「Speedtest」は通信速度計測の定番アプリで、iPhone版の他にAndroid版やMac版もリリースされています。パソコンからは、https://www.speedtest.net/ にアクセスすることで、Webブラウザ上から速度をは測ることができます。

RBB SPEED TEST 開発元:IID,Inc.

 

「RBB SPEED TEST」も定番アプリで、情報サイトRBB TODAYがリリースしています。

ドコモスピードテスト 開発元:株式会社NTTドコモ

 

NTTドコモがリリースしている「ドコモスピードテスト」は、速度計測だけでなく、ドコモショップやdocomo Wi-Fiスポットも検索が可能になっています。ドコモユーザー以外でも利用できます。

 

どのアプリも、基本的に「スタート」もしくは「測定開始」のボタンを押すだけで、計測が始まります。インターネット上にある最寄りのテストサーバーと接続し、ダウンロード(下り)とアップロード(上り)の速度を計測します。

 

「ダウンロード」は、インターネット上からiPhoneにデータを貰う側、すなわち画像・動画やアプリなどを表示する時の通信方向です。「アップロード」は、今度は逆にiPhoneからインターネット上へデータを送る方、すなわちSNSに画像や画像を投稿したり、自分のiPhoneで動画を配信する時の通信方向です。

単位である「Mbps」は、1秒間に何メガビット(Mb)の通信ができるかを表しています。100Mbpsと数字が出た場合、1秒間に100メガビット(100Mb)のデータ通信ができることを表しますが、通常はファイルの単位はメガバイト(MB)で表すため、1バイト= 8ビットを計算して置き換えると、1秒間に12.5メガバイト(12.5MB)の通信量となります。(実際にはファイル情報以外の通信も行われるため、12.5MBのファイルが1秒で転送できるわけではありません)。

「Ping」はサーバーとの応答速度で、この数値が小さい方がデータのやり取りの反応が良くなります。通常は50ミリ秒(50ms)となります。数値が大きいと、オンラインゲームやLINEなどのメッセージのやりとりや、アプリを使った通話などの際に影響が出てくることがあります。

「ジッター」は、応答時の遅延時間を表します。こちらも数値が小さい方が通信が安定します。目安は30ミリ秒(30ms)未満です。

「ロス」は、やりとりした通信の内、データの喪失の量を示しています。通常は0%となります。

通信速度が気になる方は、自宅や職場、その通勤経路など、様々な場所で測定を行ってみてください。自宅でも、窓ぎわ、お風呂場、部屋の奥、玄関などでも場所が変わることがありますし、朝、昼、夜の時間帯でも速度が変わります。同じ場所、同じ時間帯であっても、その時に利用している人数や利用しているコンテンツ、天候や湿度、雷による電磁波の影響などで、速度が変わります。近年、4Gの環境が良くなってきているので、Wi-Fiに接続すると途端に速度が遅くなる場合もあります。

ぜひ最適な通信環境を見つけて、iPhoneでインターネットを楽しみましょう。

 

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