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時々見かける、電話番号の最初の「+81」とは?

電話の着信履歴やメッセージなど、時々「+81」や「+1」が付いていることがあります。このプラスから始まる数字は、一体何なのでしょうか?

海外へ電話を掛ける時、海外から電話が掛かってくる時など、国をまたいだ通話を行う際には、その国に接続するために番号が必要になります。
携帯電話番号の「090-xxxx-xxxx」や、固定電話の「03-xxxx-xxxx」など、一般的な電話番号は「0」から始まっています。この「0」は、国内へ発信するという意味があります。
海外へ発信するする場合、相手先の国番号を電話番号の前につける必要があります。また、海外に発信する際には国番号の前に「+」を入力します(「+」を省略しても、発信できる場合があります)。この「+」は、電話アプリのキーパッドで、「0」を長押しする事で入力ができます。

国際電話の取り決めのため、日本以外の国で利用する場合もこのルールが適用されます。音声通話だけでなく、SMSも海外同士でやりとりする場合は国番号が必要になります。

国際電話の、主な国番号
日本 … 81
韓国 … 82
香港 … 852
中国 … 86
台湾 … 886
アメリカ … 1
イギリス … 44
フランス … 33
ドイツ … 49
ロシア … 7
オーストラリア … 61
エジプト … 20
ケニア … 254
例:アメリカハワイのJCB PLAZAに発信する場合。
アメリカ国内から発信:808-971-8111
日本国内から発信:+1-808-971-8111
イギリスから発信:+1-808-971-8111

日本のiPhoneをそのままアメリカに持ち込んで、日本の回線のSIMをそのまま使用している場合(国際ローミング)は、docomo、SoftBankユーザーの場合は、国番号は不要で発信できます。auユーザーの場合は、滞在国の電話番号に発信する場合でも国番号が必要になります。docomo、SoftBankユーザーの場合でも、うまく発信できない場合は、国番号を付けて発信してください。

日本国内から日本国内へ掛ける場合、「090-xxxx-xxxx」「03-xxxxx-xxxx」のように、普段は頭に「0」が入った番号で発信していますが、「+81-90-xxxxx-xxxx」「+81-3-xxxxx-xxxx」で発信しても、問題なく電話を掛けることができます。
Apple IDやLINEなどで音声認証を利用する場合、海外のサービスを利用しているため、アメリカから着信が入ります。iPhoneの着信表示にも、+1から始まる電話番号が表示されますが、音声サービスも日本語で流れるため、そのまま電話をとって問題ありません。

(画像:LINEによる、通話認証確認の際の着信画面)

LCCや格安ツアーの拡大に伴い、海外に旅行へ出かける機会も増えてきました。現地でトラブルに遭わないのがベストですが、万が一の時は、緊急連絡先に電話を掛けることになります。そういった際に備えて、国際電話に関する知識を身につけ、トラブルを乗り切れるようにしておきましょう。

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